今日は何の日?
2月10日は、ニートの日です。
厚生労働省の定義による若年無業者(ニート)の総数は、2019年で74万人程度らしいです。
ニート経験がある私としては、ニート状態の人は注目されたくないと感じていると思うので、あまり盛り上げないで欲しいとは思いますね。
今日はそんなニートとは対極の、仕事をする人(ワーカー)が登場するボードゲームナショナルエコノミーを紹介したいと思います。
今日のボードゲーム
ナショナルエコノミーは、日本語版のみがゲーム工房スパ帝国様より販売されています。
厳密に言うとこのゲームは、現在シリーズ物で3作品が発売されています。
ナショナルエコノミー……1作目 シリーズの基本となる作品
ナショナルエコノミー メセナ……2作目 バランス調整や新効果
ナショナルエコノミー グローリー……3作目 スチームパンク風でロボットに働かせたり
というそれぞれに魅力が詰まっている作品ですが、全てに共通する仕組みがワーカープレースメントというシステムのジャンルです。
自分の部下であるワーカー(働く人)を何処かに派遣して、仕事をさせることにより、何らかのメリットを得るという仕組みです。
多くのこのシステムを採用しているゲームでは、ワーカーの人数を増やすことで、仕事をさせる回数を増やすという成長要素が採用されています。
このゲームも例に漏れず、ワーカーの人数を増やせるのですが、無計画に雇用するとエラいことになります。
支出
手持ちのワーカー全てが1回働くと、1名あたり$2~$5の人件費が必要になる
ということで、手持ちのお金があろうがなかろうが、ワーカーには毎回お金を支払わないといけない訳です(そりゃそうだ)。
もし、お金が足りない場合、給料未払いという事になり大量の減点が待ち構えています。
それに対して……
収入
自社物件の売却による利益
家計からの収益
という2種類があるのですが、まず、物件の売却がこのゲームの資金を主に調達する方法です。
ワーカーを使いカードを集め、カードを使い建てた自社物件を売って資金にして、ワーカーの給料を払うという自転車操業が軌道に乗るまで続きます。
家計からの収入は、ワーカーに支払ったお金が家計という全員の共通する資金庫にストックされ、その資金を受け取るという物です。
ワーカーが少ないと、世間に流通してるお金が少なくなり、家計が溜まらず、資金調達が困難になるわけです。
こういった実際の経済活動の縮図のようなゲームで、経営慣れしない間は、ゲーム終了時に自社の物件が1件も無いなんてこともザラにあります。
経営者の悩みの一部が垣間見えるかもしれないゲームとなっていますので、経営に興味がある方は一度如何でしょうか?