今日は何の日?
2月2日は、交番設置記念日です。
1881年2月2日、1つの警察署の管内に7つの交番を設置することが定められた記念日。
それ以前は、警察署から交差点などに派遣されるような形態で、1881年より常設の建物を建てて警官が常駐する現在のような制度になったようです。
今日はそんな警察官が登場するものの、色々とおどろおどろしいゲームブラッディインを紹介したいと思います。
今日のボードゲーム
ブラッディインは、日本語版がHOBBY JAPAN様より販売されています。
プレイヤーは複数人で管理している宿屋の共同オーナーとなり、巡礼にやってくる宿泊客をもてなし、より多くのお金を稼ぐことを目指します。
これだけ聞くと、
ブラッディ(血)
イン(宿屋)
の宿屋要素だけですよね。
このゲームはもちろん宿泊客の宿代で稼ぐことも可能なのですが、メインが宿泊客と共謀することで他の宿泊客を殺害し金品を奪うことになります。
自分のターンになると、以下のアクションから2つを実行します。
客の買収 共謀者を獲得する
追加設備の建設 共謀者と協力して建物を建てる
客の殺害 共謀者と協力して宿泊客を殺害する
死体の埋葬 殺害した宿泊客を建物の下に埋める
パス 資金洗浄を行う
選択できるアクションがかなりヤバイですね。
要するに、まず共謀者を入手して、建物を建てるか殺害&埋葬をすることを繰り返すの流れになります。
宿泊客の金品は、現金で奪うことなるので、埋葬後、足のつかないお金に資金洗浄をする必要があるというのもリアリティがあります。
このゲームでは警察官が宿泊したタイミングで、警察のガサ入れが発生します。
そのタイミングで埋葬できていない死体が手元に残っているプレイヤーは犯行がバレない様にするために、死体処理のプロにお金を払って、死体処理をしてもらう必要があります。
死体処理を任せると大損となるので、もし警察官が宿泊に来た場合、その警察官を買収するか殺害すればガサ入れが発生しないので、罪を隠すために罪を重ねるというテンプレ展開が待っています。
長くなってきたので要点をまとめると
・宿泊客を殺害することが目的のブラックネタのゲーム
・資金洗浄、警察への対応など妙にリアリティがある
・ネタゲーかと思いきや意外にしっかりしたゲーム(45分~60分)
アートワークの独特性なども相まって、ブラックな雰囲気が漂うゲームなんですが、ゲームとしての選択の悩みも備えた作品です。
やるメンバーを選ぶ部分が大きいですが、それを超えた魅力も内包するこのゲームですので、こんなテーマに興味のある人は是非一度検討ください。